FC2ブログ

『ちょっと』のこと

前回からの続きなのだが、3,11後、かなりの人達が瓦礫の風景を撮っている。
そこが故郷である人も、そうでない人もおびただしい数の人達が、
それぞれの『理由』をもとに現地に出かけている。
あいにく自分はまだ瓦礫の風景は撮っていない。多分この先も撮らないと思う。
理由は、普段からそういうポイントで写真を撮っていないからだ。
ポイントが違うと言うことは、心の『もちよう』が違うということだ。
最近、ある作家の写真展をみた。その中に彼の地元の被災地のシリーズがあったが、
いつもの写真のテーストとまるで違っていた。
写真が違っていた。何かが違っていた。
生まれ育った土地だから........?

世界は日々混沌として予測不能の世界。その奥行きはまったくのクエッション!
だとしたらカッコ良く丸腰で向き合いたい。僅かな予感だけを頼りに。
なんて言ってるからその大半は負けて帰ることになる(笑)。
それでも時々ちょっとだけ何かがやって来る。
大事なことは、その『ちょっと』を見逃さないようにすることだ。
出来ることはそれだけ。
その『ちょっと』と出会うために、たくさんの無駄?を食らう。
なので、その何気ない『ちょっと』を待つことは、
すごく度胸がいることでもある。

人の写真を見る時に、その『ちょっと』をさがす。
そして、その『ちょっと』が見つかると暫くその前に立ち止まる。
最近、そんな写真と出会った。



スポンサーサイト